KOKAMI@network

今日は、KOKAMI@network『ウィングレス』を見に行ってきました。

物販で戯曲を買うのは決めていて。

いつも、開演前と終演後に鴻上さんが立っているのは知っていたけれど、小心者な上、何て声かけたらいいか分からなくて一度も声をかけたことはありませんでした。

今日は、初めて、頑張って話しかけてみた。

勿論そんなつもりもなかったから、喋ることも決めていなくて、滅茶苦茶緊張して上手く話せなかったけれど(苦笑)


団体を立ちあげて、最初に恋愛戯曲を上演したこと、めちゃめちゃ赤字だったけれど(笑ってくれた(笑))、人生で初めてダブルカーテンコールを貰ったこと、また、鴻上作品をやりたいこと。それでいっぱいいっぱいでした。

握手して貰って、もう、まずは話しかける事が出来た自分を褒めながら客席へ向かいました。

上演中もなんだか思い出して泣きそうになったりして(苦笑)


今回も鴻上節炸裂で面白かったし、戯曲のイメージ通りの上演でした。って、変な言い方だけれど、そもそもまだ戯曲を読んでいないしね。

戯曲を読んだイメージと、上演を見たイメージに、大体少し違いが出るのだけれど、今回はそのまんまだったな、と言う感触でした。

役者さんたちの力も勿論あるんだろうけれど、もう、何て言うか、そのまんま。語彙力の無さよ(苦笑)というか、説明、難しいな。

そうそう、これだよ!って感じでした。

面白かったなァ。

まるで戯曲を読んでいるかのような感覚。おかしな言い方だけれど、私は鴻上作品を見に行った回数より、戯曲を読んでいる回数の方が圧倒的に多いので、そんな感じなのです。

第三舞台は最後の復活解散公演しか直に見ることが出来ていないので、尚更なのかなあ。

ラスト、トリプルカーテンコールで殆どの人が立ち上がったのには驚きました。こんなこと、あるんだって。(この中の何人がリピーターなのかは少し気になったけれど笑)

スタンディングオベーションを見るのは二回目でした。一度目は、舞台『南太平洋』。

あの時は、「決まりごと」みたいな感じで逆に引いてしまったっけ。正直、え、そこまで…?と思ってしまったので、この人たちは本当に心から感動して立っているのだろうか?そういうものだから、毎回こうやって立っているんじゃないだろうか?って、思ってしまった。

話が逸れてしまった。

兎に角、面白い舞台でした。見に行って、良かった。

時間が経って冷静になると、折角鴻上さんに話しかけるのなら、もっと話せば良かった、あれもこれも話したかった、とか、思ってしまう訳です。

今年の3月にやるはずだった、ハルシオンデイズのパンデミックバージョン。まさかの癌になって中止にした事とか。先日出たエッセイの感想とか。

いつか、そんな話を出来る機会があるだろうか。

余談だけれど、ハルシオンデイズの上演許可申請の返事がずっと来なくて、そのうち私が動けなくなったのでもういいやとほっといたんですが、今年の2月にやっと返事が来たんですよね。見落としていたかなにかで、返信が遅くなりました、すみませんって。こっちも中止の連絡をしなきゃって思いつつしなかったので申し訳なかったけれど(苦笑)マジか……ってなったよね。体調不良で公演を中止にしたことを、その連絡を怠っていたお詫びとともに連絡したけれど。そんなことって、あるのね。つくづく、今回の公演は中止になるべくしてなったのかなって、その時思いましたとさ。


さあ、明日から吉野企画の稽古が始まります。

自分の次の企画のことも常に頭にあって、何をやろうか焦る気持ちと戦っています。

ハルシオンデイズではない、何かを企画する予定です。この作品、やりたかったけれど、時期を逸した感が大きくて、もっと時間が経ったときに、またやりたいと思うかもしれません。いや、今だってやりたいんですけれどね。ちょっと、興業的には違うかなって、そんな感じです。

何にせよ、鴻上作品は、何かしらまたやりたいと思っています。



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