ハルシオンデイズのダイジェスト第二弾が公開されました!
座談会配信までもう少しかかるので、その間こちらをご覧になりながらお待ちいただければと思います。
ハルシオンデイズでは、『月』が鍵になってきます。その為、タッパ(天井までの高さ)のある劇場が必須でした。舞台上に月を映したかったからです。
一番最初に候補に考えたのは、劇場ではなくライブハウスでした。
青山月見ル君想フというライブハウスで、舞台上に大きな月があるのです。とても素敵な会場です。
ただ、劇場とのシステムの違いや、会場とのやり取りがうまくいかず連絡が途切れてしまい、あまりいい印象がなく、残念ながら諦めました。
シアターシャインは小さいながらもタッパがあるのが魅力の劇場です。
問題は、楽屋が劇場の下の階にあるため、登場にはしごを使わねばならないことでした。
その結果、舞台に袖を作らず、袖も作品の一部として見せてしまうという演出になりました。
袖に引っ込んでからの居かたは人それぞれなので、其れが見られる、というのは面白い試みだったと思います。
この作品は、派手な衣装やメイクは一切なく、俳優が身体一つで勝負しているのが最大の魅力です。
一切の誤魔化しがきかない、人間の魅力で勝負しています。
怒涛の会、話劇で、登場人物が汗だくになってしゃべり倒します。これでも少し台本を削ったのですが、稽古では一度も二時間を切れませんでした。
劇場に入って急激にスピードアップしました。
余談になりますが、和美の衣装は第一回公演『恋愛戯曲』と同じです。気づいた人はいたでしょうか?特に意図はなく、本当にたまたまそうなりました。
谷山真由美、谷川和美、名前も似ていますね。
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