スタッフの美術の欄に、梶原&芹澤の名前も入れようかと思いました(笑)
美術の一部として沢山の衣装を吊るしましたが、既製品と手作りと半々です。真ん中付近にあった赤いフラメンコドレスは、龍さんのお友達の手作りです!これには一同驚き。
他、ザ・衣装な感じのものは友人にお借りしました。その他は座組みんなの私物です。ウェディングドレスは制作のくるりさんにお借りしました。
入り口を入るとワイシャツが沢山吊るされていましたが、そこからが楽屋への入口です。舞台美術に衣装を飾りたい、と言うのは演出・梶原さんの案ですが、入ったところからもうこの世界へ誘いたい、との演出でした。
劇中、手に取れる衣装と手に取れない衣装(見えるものと見えないもの)があります。
生きている人間には、「横向き」にかかっている衣装しか見えません。つまり、女優Cの衣装たち。(白いワンピースだけは例外)
幽霊にはこれまでこの楽屋で使われた劇の様々な衣装が見えます。どれが何の芝居なのか知りたい方は、梶原さんにお尋ね下さいね。真ん中の部分は『かもめ』コーナーです。アルカージナ、トリゴーリン、ニーナ…
役の優劣(?)で飾ってある高さも違うと言うこだわりの配置でした。
この飾られた衣装を劇中劇で使う、と言うのは龍さんのアイデアです。
幽霊たちはこうやって遊びながら長いときを過ごしているのでしょう。
そんな幽霊たちの衣装はかなり最後まで悩みどころでした。
フライヤーで使っているワンピースが二着登場していることはお気づきでしたでしょうか。
衣装さんがいて、全て作って貰うのも憧れですが、こうやって皆でアイデアを出して作り上げていくのも楽しい作業です。大変ですが。
さて。そうです。
もう、来年の公演が決まっております!!
HPに反映されていませんね(苦笑)
次回公演は3月です。
今回演出をして下さった梶原さんが今度はキャストとして加わって下さいます。
きっとこの先、梶原さんが演じることはないであろうジャンル(?)です。
どうぞ、お楽しみに。
またしても少数精鋭、異なる畑から集まって貰いました。
次回は男性率多め!芹澤一人では心もとないので(?)、演出には班女でお世話になった村野玲子さん、衣装監修にこれまた班女でお世話になった松本しゃこさんを迎えて挑みます。
この作品をやるには今の状況が続いていて欲しいような、欲しくないような。そんな時もあったよねー、と言える世の中であって欲しい……いや、欲しかった、と言いきってしまえそうな感じです。
お楽しみに!!
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