さて。
象徴的に使われている「扇」ですが、別名、「末広」とも呼ばれます。

この班女の舞台になるのは「井の頭線なにがし駅」。井の頭線には沢山の駅がありますが、公演が行われた吉祥寺は井の頭線沿いにあります。
そして、ギャラリーのある通りは「末広通り」
まさに、班女の舞台にぴったりの場所だったのではないかと思います。

勿論、偶然なのですが、まるで決まっていたかのようで面白いですね。

劇中、扇を扱うのは私と石関さん。
石関さんは日舞を勉強しているので扱い方も慣れたもの。
私は普段触ることも無いので、扱いがよく分からず。。
パタン!と扇を閉じる場面が二回あったのですが、これが全然上手く閉じないのです。
2、3枚閉じずに残ってしまうんですよね。
これ、中々難しくて。
バッと開く方は壊滅的なので、閉じる所作でまだ良かったと思うのでした。
最終公演は辛うじてほぼちゃんと閉じることが出来て、あの時は心のなかでガッツポーズをしていました。上手くやろう上手くやろうと思っていると上手くいかないもので。気負わずにやった方が、いいんでしょうね、きっと。

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