殺陣

こもださんと紅日さんに混ざって一緒に朗読をしてくれた亀丸さん。

殺陣の稽古場でご一緒している方で、個人で朗読をやられているとのこと。

どんな感じなのか知らないままお願いしましたが、びっくりするほど聞き取りやすいいい声。

ただ、人前に立って朗読をする、ということが初めてで、かなり緊張していました(笑)

楽屋で亀さんに、緊張していますか？と聞くのが毎回のお決まりになって、その度に皆で大爆笑していました。

演劇をやっている役者さんでは無いので、どこまで要求して良いのか悩むところではありましたが、言ったことは忠実にやってくれるので、あれこれ注文付けてしまいました。

とても、真面目な方です。

2人に負けずに付いてきてくれました。

第二部では山伏として、扇と刀で(殺陣寄りの)踊りと殺陣をお願いしました。

扇は知人に振付を考えて貰いましたが、殺陣は亀さんにほぼお願いしました。

ガッツリ殺陣一部、祈祷シーンの二部、再びガッツリ殺陣の三部構成です。二部は大先生のテコ入れと、音響さんの効果音で、見応えのある作品になったと思います。

途中曲が無音になる所があり、丁度、能の中の山伏が怨霊を見失う「空の祈り」と言う場面を入れてあります。

最後は成仏してめでたしめでたし。

第一部の三島が後味の悪い終わり方なので、これですっきり出来ていただけたでしょうか。